バブルラジカセを愉しむ頁→RX-DD2 頭頁→RX-DD2 組み立て頁
今日もいい天気だ。 実にいい天気だ。 何を引き篭もってるんだ、ワシ…
だって…寒 い し 大阪に、久方ぶりに雪が舞う1月のある日、DD2を組み上げることとしました。 |
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表示部を磨いてみる。 ん、テッシュが黒くなってしまった。 FLほどではないが、多少は煤がたまってしまうようだ。 |
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小傷が目立ったパネルも、ピカールで磨いてみました。 この辺りの作業は、地味ながらも仕上がりに響くので チマチマ頑張っていきましょう。 |
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仮組み立ての図。 この日は珍しくHALFで音楽を鳴らしているようです。 当然、物ナリにいい音をさせてます。バブルミニコン万歳!
しかしほんま、ラジカセで音楽聴きすぎですわ… 嫁の部屋の70年代ステレオの出番が…_| ̄|○ |
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よし、中枢に入り込んでいきます。 気合入れて行きましょう。 |
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まずはdccデッキの摘出。 ネジはこのように、ワッシャ入りとなっています。 さすがはdcc。 |
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ズボッと引っこ抜くとフレキがベロベロ。 さすがはdcc。 |
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というわけで、この図体のでかさ。 二階建てですぜ、ダンナ。 さすがは(略 |
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これをフルに使い切ることなど、この先あるのでしょうか。 dcc関連のページを見てみると、松下がdccにかける期待はかなりのものだったようで、 ミニコンポ(RESTY)、フルサイズの単品デッキ、RESTYサイズの単品デッキ、 そしてこのDD1/2、dccヘッドホンステレオ、そして車載dcc!!! 気合入りすぎです。しかし… なんだなぁ。 |
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摘出後のドンガラ。 スッカラカンになってしまいました。 |
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上画像ではまっている基板も抜いてみる。 結構集約されているといえば集約でもあり、 また筐体が巨大な為に、この大きさでまとめられたとも取れる。 |
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ひっくり返してみる。 ヒートシンクすごすぎ目立ちすぎ |
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そして背面をもう一度。 | |
なぜか中央に穴がイッパイ開いている基盤。 ちょっと木漏れ日の雰囲気を愉しんでみる。 外は凍てつく寒さ。こんな日はやっぱりこんなのがいいかな。 |
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dccデッキの裏にあったもの。 DAコンバータでしょうか。 |
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チューナ基板。 こんなところに収まっていたのね。 ちなみに仕様としてはFMワイド/AMステレオの この時代としては普通のもの。 |
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チューナ基板も出してみる。 AMが外付けループアンテナなので、 フェライトアンテナがなくなってしまいました。 |
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遂にスッカラカンです。 今回も、このフレームをベースにして 綺麗に、巧みに組まれているという印象がありました。 最高です。 |
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EL素子のための昇圧装置。 DT901のものと同様で、フレームとはゴムで フローティングマウントされている。 |
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というわけでEL板と端子の図。 通電中は絶対に触らないように心がけましょう。 ビリビリきまっせ〜 |
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もう末期的状態ですな… 一つ一つのパーツの埃を取り除き、 納得がいくまで綺麗にしていきます。 DD2にも、ウチのとこに来てよかったと思ってもらわねば。 |
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カセットデッキもいつもの箇所を仕上げてから据付。 ですが、動作に問題は無いのでリーフスイッチは未着手です。 DT9などの物からすれば少々安っぽいかなという印象もあります。
只、ST7でも紹介したように機能などに関しては激しく進歩しています。 |
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あれよあれよと中枢部の仕上げを済ませてしまいます。 実は、早いこと綺麗になったDD2を使ってみたくて 結構ペース上げてます。 |
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CDドライブを組み込む。 この辺りも、よく考えてレイアウトされていますなぁ。 この難関フレキも簡単挿しこみなんです |
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ほい、据付。 | |
あとはカセット蓋の傷をなんとかするだけで完成です。 | |
と、ここで嫁さんが帰ってくるので中断。 この状態にて、暫し待つことに。 |
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留置中は埃を避けるためにこんな感じで… 天板に開口部の多い機種だけに、この辺りは気遣いたいところ。 |
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さて、この段階でとりあうえずの 動作確認をしてみましょうか。 |
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アレ… 何も入ってないのに巻き戻し表示が出てしまう。 ボタンにも反応すらない。 …壊してしまったのだろうか…
(…かなり焦ってます) |
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必死で掘り下げていきます。どこやねん、何処がおかしいねん…
うわっ フ レ キ 刺 さ っ て な い …
そんだけでした。皆様もお気をつけください。 こんなポカやらかすのは俺くらいか(´・ω・`)ショボーン |
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繋いだあとはちゃんと動作してくれました。 ヨカッタヨカッタ さて、続いて円滑に動いてくれないカセット蓋をなんとかしてみましょう。 |
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dccヘッドをじっくり見ることも当分無いでしょう。 そして、DD2をdcc録再機として使うことも これから先、あるのかどうか。微妙なところです。 |
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ちなみに、DD2のそれは このDT901なんかのサイバートップとはまた意匠の違うものであり、 構造も全然違ったりします。
私的には、こっちの方がスマートに動きつつ、せり上がる蓋が格好良かったりするのですが… 場所を取るから他機への流用が難しかったのでしょう。 |
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というわけでDD2の分も分解してみました。 考えられるところにグリースを塗布して様子見、 目論見が外れてまた塗り直し…を繰り返して なんとか並の程度まで復帰させることができました。 |
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続いて、小傷の醜い蓋を何とかしてみましょう。 ここがビシッとしないと、なんだか達成感が満たされないし。 |
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とりあえず文字を削ってしまってはいけねぇ。 というわけでマスキングテープでマスキング。 ヘアライン仕上の箇所も特に傷んでいないので隠すことに。
DD2では黒いこの部分、DD1はアルミ色仕上げだったのですね… |
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ピカールで気合入れまくって磨きます。 小傷が主であり、深い傷が無かったことも幸いしてか 大した労力も無くここまで仕上げることができました。
文字の部分がキズキズなのは…堪忍してください。 |
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というわけで試験開始。特に異常も無く 元気にいい音させてくれてます。
ただ、この後に引っ張り出してきたDT909の音を耳にして、 やはり、カジュアル機であることを痛感してしまう次第。 |
うーむ、音に関してはちょっと渋めの評価ですが、当時の価格を考えると少し納得がいかない部分が私にあったのでしょうか。
只、松下のCDラジカセでこれほど安定感のある形状のラジカセは珍しいでしょうし、この先二度と手に入れる機会は無いであろうDD2。
間違いなく、私の宝、すなわち我が家の家宝として君臨する…こと…でしょう?
今回の経費
\10,000+税
計\10,500でした。我ながら、頑張ったなぁ。
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2003年2月22日作成開始
2003年3月2日完成
2005年4月18日修正
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