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もう、入手するまでがものすごく必死でした。 RX-DD1は稀にヤフオクに出てくるのですが…完動品を見る限り、軒並み万越えはもちろんのこと、 ハードオフでラジカセを20本以上余裕で買えてしまうというおぞましい価格にて流通している様子。
2004年2月20日現在でも、35,000円?の完動品と8,000円のジャンクが出回っています。 8,000の物件、もう少し安ければ…CDはDT99の予備品でOK、リモコンは手元にあるし…イカンイカン |
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ちなみに、今回はハドオフ物件なんですよ。 ジャンクばかり…というかジャンクしか買っていない私ですが、 今回はこの通り!!気合入った価格の…ジャンクなんです(苦笑
これから先も、私はジャンクしか買わないでしょう…スンマヘン 暫くの間は嫁の顔色を伺いつつ…私的ハドオフ自粛月間としてみました。 |
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件の8000円のDD1と天秤にかけたりもしたのですが、 ジャンクDD1+手数料送料=リモコン付き実動DD2となった上、 DD1はまだしもDD2なんかもう絶対出てこないだろうと決断した次第。 この頃の私は、色鮮やかなDD1よりも黒でまとめたDD2の方に惹かれていたというのも。 今思えば、DD1の色使いも好きなのですが…もう、入手する機会も無いでしょうね。 妙にテカテカしているのは高額品ゆえのラッピングであります。こんなの初めてですな… |
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発見した時は、まだカウンターの中。ちなみに、友人を連れてのハドオフ参りでした。 ラジカセ売り場に出物が全然無く、さぁ帰るべとレジ横に目を通し、カウンタ奥に!!! プライスタグを付けて待機しているDD2が居ました。 本当にあの時は、脳髄にビリビリ来るものがありました。何せdcc、それもDD2。 音速で店員さんに訊くも、いつ出すかわからないような返事。
それからはもう仕事も手に付かず悶々。何度か足を運び、マークされかねない覚悟で 二度も店員さんに訊く始末…日曜には並ぶだろうという返事を頂き、悶々とする日々は続くのだった。 夜勤明けに速攻で帰り、速攻で向かい、嫁の妨害に負けずに…ゲット!!! 私的最大の、勝利の瞬間でした。 …さぁ、この勝利を堪能しようか。梱包のベールをはがします。 |
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まず、ヤフオクDD1に対してのアドバンテージであるリモコンを紹介。 当然、巨大版リモコンであることは言うまでもない。 そしてリモコンからdccへのテキスト書き込みが…出来てもなぁ… …CDやカセットの蓋までもが開け閉めできたり… 嗚呼、バブル!! |
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カセットデッキは、天面に存在する。 901のサイバートップではなく、自分の手持ちではST7の物を横に並べた感じのものです。 DT95のパワーローディングと同様のものと推するがいかに。
ちなみに、こいつも天板がまっ平らなので、色々と物を置かれて傷ついてしまったようだ。 うーん、最初はヘアライン仕上げかと思ってしまった。 (注意 dccロゴなどが刷られている部分はヘアライン仕上げです) |
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高額モノであるが故か、デザインも凝ったものであります。 ブツの大きさ、形状は件の「セレブリティ」を思い出していただければok。 結構厚みがあって、どっしりしたフォルムです。 意匠はST7に近いものがありますが、アレより少しは大人っぽいでしょうか。 ガワはこれでもかといわんばかりに塗装されていて、高級感バッチリです。 …ちなみに、この窪みは更にdd*を上積みするための位置合わせ穴ではありません。 |
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さて、DD2に魂を吹き込んでみましょうか。 いやー、楽しみで仕方ない!! ACコードを繋ぎ、遂にその大きなディスプレイと対面。 DD*系の表示部の意匠に関しては…自分も全然知らなかったのですが… 液晶はTEXT対応なのでドット表示なのか…スペアナは… これだけ高いラジカセなんだから…等々。 まさか、DD1に対してコストを削ったモデルというだけあってバックライト無し…とか? |
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電源を…入れ…ます。
暫しの時間を置いて… バックライト…は… |
付いてました。嗚呼よかった。しかし、いつものセグメント表示がそこに。 そして、スペアナ様が…居ない_| ̄|○ 左下の空き地には何が居るのやら。
ちなみにこれ、セグメントにすると幾つ? 数えてみる。1、2、3… …14くらいかな |
前面蓋の中にはこのように色んなボタンが収まっています。 ちなみに、設定などは全て901でおなじみの メニューコマンドにて集約されているため、 その他のキーは殆どdccに関連するものとなっています。 |
ここでDT9と聞き比べてみる。 うーむ、さすがDT9…超弩級を感じる瞬間です。 DD2はどちらかといえばカジュアルに偏っている感じ。 アンプやスピーカも世代の替わった別物ですし…
音質調整は固定EQが4種類、それにTONEを噛ましつつ、 S-XBSで低音を載せることもできる構成。DT701なんかと一緒です。 |
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ちなみに、表示部の左下は何を表示するやらと思っていたら、 カセットデッキの動作がここに来るみたいです。 上部のセグメント数字はさすがに文字表示もバッチリ行わせるために文字数も多い。 (数えてみたところ12文字!!これは凄い) |
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天板の傷をもう一度。 当時は高額な機体ではあったが、末期はオーナーの愛情も絶えてしまったのであろうか。 dccが結果としてMDに大きく水を開けられ、ほぼ死滅した規格となった今、 DD2は「MDも付いていない、只のラジカセ」になってしまったのだろう。 当時、大きな期待を抱き、大枚をはたいて入手したオーナーの辛さは 耐えがたきものであったと推されます。 |
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背面。ごっついです。物々しいです。 入出力端子などはデジアナ共にフル装備!! さすがは高額機、そして拡張性の懐も広い。
ちなみに、電池駆動などはできるわけがなく、 背面の電池箱は停電補償です。 |
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FMにはいつものアンテナ、AMはフェライトではなくループアンテナです。 ちなみにループアンテナは付いてこなかったわけですが、 松下用ならミニコンポ用でも付きそうなのがあるでしょうし、のんびり探すとします。 外部アンテナ端子もバッチリ。 |
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上・消費電力は44W。DT9と肩を並べます。 中央・いつものパテント表記。 下左・どうやら分解して極性を調べた模様。前オーナー、やりますな。 下右・94年製です。ワタシは16歳、原付免許を取って走り回っていた時代です。 |
前面パネルの詳細です。わかりにくい構成でスミマセンです。 なんでもかんでもマクロ撮影ってのも裏目に出てしまう_| ̄|○ 左の長細いボタンは電源、右側のそれはボリウムです。 |
で、ズッシリ構えたdccロゴ、その下になにやら妙なスリットが付いてますが… インジケータランプでしょうか。 |
続いて、その辺りも知るべく、分解していく…つもりだったのですが、
暫しの間はこのまま使っていこうかな…(他にもやる個体が溜まっていたのもありますが)
というわけで、ひと月ほど現状にて使い続け、分解清掃に至ることとなりました。
2003年2月19日作成開始
2003年2月22日製作完了
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