バブルラジカセを愉しむ頁RX-DD2 頭頁→RX-DD2 分解頁

rx-dd2-053.jpg (15802 バイト) よし、それではいってまみしょう。

高額品…10000エン…肩にずっしりのしかかる。

大丈夫かなぁ、dccでしょ、ギミック多そうだし。

 

まぁST7が楽だったということを含んでみても、大丈夫とは推されるのですが。

とにかく、完動品なんだから、手を入れてぶっ壊してしまうことだけは避けたい…

rx-dd2-055.jpg (10944 バイト) エンクロージャです。スピーカ構成はどうやらST7なんかのスクリューウーファ(勝手に命名)に

DT909の平べったいスコーカの組み合わせ。アンプはST7とは違い、バイアンプ構成なんです。

妙といえば妙ですなぁ…

ラジカセのバイアンプは、このDD*で暫し復活となったが、

この後登場したRIDDIMVOXを最後に、途絶えてしまったようだ。

ちなみに、現在出回っているPM**MDなんかがバイアンプ構成となっていたり。

rx-dd2-056.jpg (18123 バイト) パックリの図。

うーむ、これもよく考えて作ってくれてそうな予感。

イイネイイネー

rx-dd2-057.jpg (13859 バイト) 反対側(暗くてスンマソ)
rx-dd2-063.jpg (18905 バイト) さきほどのdccロゴの裏側。

…ん、LEDが入っていた予感…

 

 

…どうやら、省かれてしまったようだ。

DD1とDD2の価格差はこんなところから生まれているようです。

rx-dd2-064.jpg (12416 バイト) …なにやら見慣れないネジが。

いつもの松下ネジではないところを見ると、

前オーナーによって、色々とメンテ(もしくは調査開腹)を受けていたようだ。

rx-dd2-065.jpg (15752 バイト) CDドライブはいつものヤツであります。

普通に動作しているので、レンズの清掃で済ませます。

rx-dd2-066.jpg (20826 バイト) 側に2本のネジがあり、これを外すと

ごっそり中枢が抜けてしまいます。

 

門真の方向を向いて敬礼!!

rx-dd2-067.jpg (12543 バイト) というわけで、ドンガラ。

いつもにまして奥行きが深いです。

rx-dd2-068.jpg (16054 バイト) 外れた中枢はこんな感じです。

何が奥行きを深くしているのかと…

rx-dd2-069.jpg (17483 バイト) ででーん!!

ものすごいヒートシンクです。

気合入りすぎ。それでは石のスペックを拾ってみますか…LA5609…三洋です。

参照 http://62.236.156.23/ideaport/d/la5609.pdf

隣のXRA5414…調べてみると855円だそうです。

あと、こういうページも。よくよく見てみると、松下バブカセ他のIC型番が列挙されている。

で、DD2の頁を上げたところ…バブカセスレにて助言頂きました。ありがとうございます!!

というわけで以下引用転載っす

783 :名無しさん┃】【┃Dolby :04/03/03 01:08 ID:hknEt7kF
バブカセ屋敷の住人さん、早速DD2の貢、拝見させていただきました。
ところで記事中のLA5609ですが、これはデータシートを読む限り電源ICのようです。
アンプICはXRA5414であり、この同等品としてロームのBA5414が存在するようです。
あいにく、潜ってもデータシートが入手できないためにアレですが、おそらくBTLではなく、
DT901などと同じようにコンデンサ結合として使っていると思われます。よって、ウーファは
10V2200uFなどの割合大型の電解コンデンサへ、ツィータは35V数十uF程度の無極性電解コンデンサへ繋がっているハズです。
(多分、「コンデンサもでっかいです」写真中の右端のコンデンサ類がそれに当たると思います)

それにしてもあの放熱器は圧巻ですね。消費電力からもそれが窺えます
OI型トランス採用も気合いが入ってますね。
 
 
…というわけです。当方も激しく勉強になりますた…奥深いなぁ。
 
最近パーツ屋でIC見てハァハァするようになってしまった次第。
rx-dd2-071.jpg (14322 バイト) 超豪華な端子群。

ここまでフル装備なのはDD*だけでしょうか。

ED50もミニプラグながらなかなかの充実ぶりでしたが。

rx-dd2-073.jpg (11991 バイト) コンデンサもでっかいです。( ̄ー ̄)ニヤリ
rx-dd2-075.jpg (9024 バイト) そして、DD2最大最強の特徴である

dccデッキに進んでいきましょう。

ヘッドはこのように、簡易なシールドにて守られています。

rx-dd2-076.jpg (16353 バイト) こちらはアナログデッキ。

下にあるベロはガイドのようなものでしょうか。

オープン状態にするとせり出してきます。

rx-dd2-157.jpg (39577 バイト)

ヘッド比較。

上・アナログデッキ。いつもの小さいヘッドです。

 

中・dccデッキ…これは凄いな…

  当然ですが、見たことのないような形状に驚く次第。

 

下・ご注意・ヘッドに触れないで下さい。 ・ヘッド消磁器を使わないで下さい

  WARNING ・DO NOT TOUCH THE HEAD ・DO NOT USE DEMAGNETIZE CASETTE

  とのことです。

 

埃がすごいです。トップローディングの泣き所ですなぁ。

rx-dd2-080.jpg (15455 バイト)

表示部はELバックライトにて照らされています。

耳を澄ますと…     

 

チーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

むむぅ、プチノイズが出ているみたいです。

これも壊れたら何かで代用しなきゃならんのか…

rx-dd2-082.jpg (16572 バイト) デッキオーポンの図。

ちょっと動作がぎこちない。油切れの様子。

rx-dd2-083.jpg (16915 バイト) 前面裏側を示す。

ヤワい部分にはこのように補強財が走っています。

表示部のパネルはネジとツメで止められているタイプです。

rx-dd2-084.jpg (15421 バイト) ウーファ型番など。

こうして横向きで付けられています。

rx-dd2-085.jpg (18987 バイト) 外してみる。

いつ見ても、個性の強いウーファであります。

rx-dd2-086.jpg (12095 バイト)

裏を望む。

スピーカ口径は一緒のようです。

付くならばいつもの10cmウーファに換装してみたいとも思いましたが、

そうもいかないようです。

 

そういや、なぜにウーファというものは

必ず下側に付くようになっているのでしょうか。

rx-dd2-089.jpg (16037 バイト)

スピーカネットはネジを外せば綺麗に外れます。

ネットで隠してしまうには惜しい彫りの深さ。

一度付けずに組んでみる? 

rx-dd2-090.jpg (12071 バイト) 前面パネルは、

外枠を先ず外して…

rx-dd2-091.jpg (17556 バイト) それから透明部分を外すようになっています。

透明部分の接合部にはゴムボンドのようなものが盛られてます。

凝ってるなぁ。

ちなみに割ったら(´・ω・`)ショボーンなので

今回は外さずに磨くことにしました。

rx-dd2-092.jpg (18719 バイト) バッテリ端子を止めているのは

DT70などに用いられていたアレの様子。

こんなところで使われてるのか〜

rx-dd2-093.jpg (19237 バイト)

トランス!!

す  ご  い  で  す。

いままで見たことのない形状。

何かの流用なのか、その辺りは知る由もありませんが、

いやはや、圧倒されてしまいました。

rx-dd2-094.jpg (18972 バイト) ヒートシンクの収まる場所。

94年前半に命を受けたものの様子。

rx-dd2-095.jpg (16991 バイト)

もう一度トランス。

カコイイでつねぇ

rx-dd2-096.jpg (16385 バイト) AC入力、一旦基板を離れて減圧、

また戻って整流の道程です。

rx-dd2-097.jpg (13848 バイト)

側パネル。

塗装されているのは勿論のこと、

この部分が別パーツになっている。

ST7の親玉のようなラジカセですね。

rx-dd2-098.jpg (12562 バイト) これもネジ止めでして、

外すことで簡単に取れるようになっている。

rx-dd2-101.jpg (23937 バイト) この時点で、側を洗浄します。

いつものごとし、風呂洗い。

スピーカネットは綺麗なので、洗わずに置いておきました。

rx-dd2-159.jpg (42641 バイト) よし、遂にここまでキタか。

というわけで分解図。

これより中枢の解体と清掃を行うことになります。

 

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2003年2月22日作成開始

2003年2月26日完成

2005年4月18日修正

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