バブルラジカセを愉しむ頁→エトセトラ→PH-WCD950
このCDラジカセを知ったのは、バブカセスレでしたか…
当時、松下一辺倒であった私にとってはものすごい衝撃でした。
おそらくバブカセナンバー1であろうこの巨体、美しいFL管ディスプレイ、ズシーンアクセル(笑)
そして、こんな超弩級なのにチューナがダイアル式のアナログチューナ…そそります。このいびつさがまたバブリー。
しかし、この機体も当時10万を超える定価と、この使い手を選ぶ物々しさゆえか
CSD-XR90と並ぶレアモノラジカセであろあということが推されます。ワタシ自身としても欲しいことは欲しいのですが
なかなか出物が無いので…こりゃ当分無理かな…と思っていたところに!!
出ました!!しかも1000円開始。CDが不動になってしまい、中に残ったディスクを摘出する際に復帰を見込まずそのまま組んだというもの。
さて、これほどの珍品、かつ復帰を見込めないというキワモノ。自分としても動向を見守るしかできないのですが、どうなるのやら…
結局、1000円で終了してしまいました…当然、落札者はワタシです。
さぁ、本頁最強最大の巨艦、どんなことになるのでしょうか。
宇 宙 要 塞 見 参 !! P H - W C D 9 5 0 編
落札価格より送料が_| ̄|○ というのは置いといて。 おおおおお!!なんと元箱付きじゃないかぁ
(実は出品の時点で確認済み) |
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元箱も巨大であります。 いやはや、新品を開梱するあの楽しい瞬間が思い出されますね…
RX-DT7を買ってもらった日、すっごく嬉しかったもんなぁ… |
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末永くご愛用されてきたWCD950。 前オーナーの方も、CD不調寸前まで実戦で使用していたそうです。 十分に減価償却も終わったことでしょう。 我が手元で、末永き余生を送ってもらおうと思います。
治ったらいいなぁ… |
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ぐはぁ!! なんと説明書も発泡スチロールもばっちり!! リモコンが無いことが惜しまれる。 |
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 ̄|_|○ なんと保証書まで発掘かい!! 完璧すぎる!! 末永くご愛用されたワンオーナー品だからこそできること。 |
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ちょうど横にRX-FD65があったのでならべてみる…
で か い で す |
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3000cc ビッグエンクロージャ+パッシブラジエーターシステムです。 クラウンの7MややセドリックのVG30と同じ容積を持ってるってことですか… でかすぎる…そしてオバカ過ぎる… 私的には、同時期の巨体ラジカセでもDT9なんかは今でも使える さりげなさを持っていると思うのですが、これはちょっと恥ずかしいかな… |
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3000ccパワーを余すことなくドライブさせる ZooSCENE ACCEL!!!
ズシーンアクセル…打ってて赤面ですワ 見ての通り、グリップを持ってカチャカチャさせることで切り替えを行う。 |
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デッキはごくごく普通のもの。 この当時は中堅機でもガチャコンが多かったのに、 ここはしっかりフルロジック回路です。
ノイズリダクションはドルビーB、メタルは再生のみという構成。 |
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表に出てるスピーカはこれだけ。見た感じカーボンコーンのようです 中にどんなスピーカが埋まっているやら |
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もう、超弩級という言葉を何度使っても物足りないです… なんでディスクドライブが2つも必要だったのかと…
ですが、実際のキー数に目を向けてみると松下の超弩級には全然及ばず。 本体は10キーを持たず、イコライザはアナログ、ファンクションはタクトスイッチ、 ボリウムは電子ボリウム。 |
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そして…この機種のチグハグポイントである …アナログチューナ。
一応V/U音多までカバーしているが、操作性他、モノとしては最低限のもの。 赤文字はサラウンド機能のもの。思えば、U4の時代からこの手の機能に拘ってましたもんね… |
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よくぞ奢ってくれました、のFL表示。 バブカセでは意外や採用例は少ないみたいですね。 RC-X90とコレと、シャープのQT-83CDの兄弟機であるCDグラフィクスモデルと… |
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しかし、電源は入るものの、ここが全くして表示せず。 これは困った話ですなぁ… |
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CDにアクセスランプが付いてます。 どっちのディスクを廻しているかを表示するためでしょう。 |
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予想はしていたのですが、ものすごく大喰らいであります。 あたまがクラクラしてきた。 |
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背面端子はこんな感じ。 松下のようにCD出力のみなどといった縛りはないみたいです。 他の端子としては、外部マイクとサラウンドスピーカ端子なんてのも。 |
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背面。そっぽを向いていてもこの存在感。 超弩級ですなぁ(何回書いてるんだ) ちなみに、電池駆動には対応していません。 まぁ電池が使えたとしても…あっ!という間に果ててしまうでしょう。 むむぅ、CDラジカセとは呼び辛いなぁ…これならソナホークの方がずっとラジカセしてますし… |
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それでは、最低限使えるようにしましょうか。 完全分解して、完璧に組み立てる自信などはドコニモゴザイマセン_| ̄|○ |
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FL管。結構大きいです。 レベルメータとミュージックカレンダーの面積が大体のようです。 |
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煤の堆積もこんなもんか。 | |
しかしそんなFL表示も、点かなかったら意味を成さないわけで… 色々と配線を辿って辿って必死こいたところ…
あ…ちぎれてる… どうやら、CD摘出後に筐体を組む際、挟んでちぎってしまったようだ。 |
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復帰!!ヤッター そしてめっちゃ格好良い!! やっぱりFL管はいいですね。 |
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ディスプレイの煤。クッキリ表示に期待が膨らむ。 | |
ミュージックカレンダーフル表示。 CD、簡単に治ったらいいなぁ… |
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それではCD装填。まずは両側にディスクを入れてみる。 DISC Aはチョロチョロ回るのですが… |
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DISC Bは…見ての通り、全然回ろうともしない | |
ディスクの回転はぎこちなく、表示すら出ず… ピックアップも動こうとすらしない。 ダメだったか…_| ̄|○ |
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チューナに切り替えてみます。 なんと格好良い表示部であろうか。 |
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というわけで一旦組み立て。 3000ccをアクセル全開で愉しんでみる。 むむぅ、確かに凄いな… しかしソースがFMのみというのも寂しい。 |
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カセットデッキは特におかしい箇所もなく 普通に動いていました。 |
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しかしまだ納得がいかない… なんとしてもCDを掛けたい。 再度チャレンジしてみたのですが…
ダメダッタ_| ̄|○ 今ヤフオクで出てる3000円の個体に賭けてみようかな… 資金と隠しておく場所すらない_| ̄|○ |
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画像中央がピックアップ。 2つあるドライブを1つのピックアップで賄っているのだ。 なるほど、合理的ではあるな…
しかし動かなきゃ意味が無い_| ̄|○ |
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仕方なく、組み立てることに。 | |
まぁ、ズシ〜ンアクセルとFL管だけでも値打ちがありますな… 奇妙なラジカセ故、パッシブラジエータの内部も見てみたかったのですが、 それは部品取りを確保できるいつかの為にとっておきます。 |
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というわけで、仮復帰させてここで終了。 バブカセ棚で異様な空気を放出しつつ、眠り続けています。 |
今回の経費
本体\1000+振り込み手数料+送料1790
というわけで、\3210となりました。
追記。
部品取りとしての2号機を入手し、完全復活に至りました。下のリンクよりお願いします
2004年8月28日作成開始
2004年8月29日完了
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