ジムニー日々精進→いじりネタ頁→SJ30　ラジエタ交換

	ことは、やたら暑かった2009年の8月中旬。 入院している主任さんを見舞いに橋本(和歌山の)に SJ30で向かった際のこと。 クーラー効かせて峠を越えていたら… ボンネットからポオオオン!!という爆発音と湯気が!! しまった、オーバーヒートさせてしまった。
	その後もなんとか誤魔化しつつも一日の行程を済ませたのだが (水を入れた2LのＰＥＴボトルは必携です) 連日の猛暑とクーラーが原因ではあるが、ラジエタの冷却力も やや不足気味なのも否めない。もう水路も詰まってきてるんだろう。 クラックを半田で修理したりと延命も散々行ってきましたが、 そろそろ次の手を打つ時が来たみたいです。 てなわけでＪＡ22のラジエタ。ヤフオクで1000円でした。 30用比でこのデカさ!!期待できそうです。 コア張替や3層にしないのは…単に財布との相談なんです
	冷却用電動ファンも大型で羽数の多いものに交換して、 クーラー使用時に更なる効果を発揮できるようにします。 ラジエタマウントはSJ30のものをしつこく使い続けます。 JA22用だとフレームとの兼ね合いがどうもうまくいきません。 いわゆる「エーモンステー」を適当に使えば、ラジエタは簡単に装着できました。 クーラーコンデンサとの隙間も、スポンジパッドで密接させて 電動ファンの効果を更に引き出せるようにします。
	だが、この先大変なのは…ラジエタホースの径が違うのと、 取り回しが大幅に異なってくるので…さあどうしようか。 JA22エアコン装着の際にリキッドタンクとの干渉のため 向かって左側に移設していたリザーブタンクは、今回のラジエタ変更で その変更が活きてきました。(SJ30は向かって右、JA22は左にホースが出る)
	いやー、しかし今日は天気が良かった。 この気持ち悪いほどの空の青さ。 風も涼しいので、作業がはかどります。
	で、巨大なラジエタはこんなに出っ張ってしまいました。 ボンネットとのクリアランスがギリギリです。 とりあえず、閉まっているので大丈夫かな
ここより、2009年9月18日分となります。
	いいかげん動かないことに支障が出てきそうなので、 本格的に修理しようと重い腰を起こして部品集め。
	で、作ったり集めたりした部品たち。
	今回、結構悩んだのはこのホースバンド。 なるべくホースを傷めない形状なのが好ましいのだが… 英JCS社のHI-GRIPというモデル。 コレが近隣のホームセンターや工具屋に一切無くて 本当に困った…
	最後の頼みで寄ったコー○ンでハコ売りされていたので 即購入。10個入りで1000円少々とは安い!! で、内側の処理が秀逸!!これはいい。
	SJ30とそれ以降のラジエタホース径を変換させる アダプタを廃材で作りました。 インナーに樹脂のライニングが通っているので、 防錆性能も期待できそうです。 ピントが…
	ロワホース。 ラジエタ側はJB32のものを使用しました。 年式が新しいのか、まだ300円少々で買えました。
	アッパーホースもJB32のものとSJ30のものを 合体させて繋ぎます。
	合体!! 意外と綺麗に付いて良かったです。
	劣化していたフュエルホースも新品に交換して、 久方振りのエンジン始動!! …想像はしていたが、すんげえ煙
	こんなところから派手に排気が漏れています。
	ああ…こんなところからも… よく車検を通過したもんだ
	使わない外気導入口は、裏から鉄板を嵌め込んで、 表はシールで埋めてしまいましたが… 仕上がりが非常にキタナイ… 雨水の浸入は無さそうだが、 これは要改善
	さあ!!さっそくテスト走行を兼ねてドライブです。 水温はクーラー使用時でも安定しており、 大型ラジエタの効果が存分に発揮できているのですが… もう、季節も変わって涼しいんだよな… これでは、症状の再現ができない。 この7.00-16下駄とバーフェン仕様… 格好良かったなぁ。しみじみ
ここより、2009年9月18日分となります。
	さて、ラジエタがJA22用になったSJ30。 それを冷やす電動ファンは適当な在庫品から使用したのですが、 これがいまいち収まりが悪い。 冷却系は全てが万全に機能してこそ。シュラウドもラジエタ全体に被せたい。 てなわけで、JA22用のラジエタとファンを一式で落札。 どれだけ予備部品が豊富になるんだ… が、このJA22ファンの厚みが結構なもので、この通りクランクプーリに…
	てなわけで、ラジエタの移設を考える。 ジムニーのラジエタマウントは、シャシから簡単なマウントと ステーで立ち上がっている。 この間に…
	このようなスペーサを挟んであげるだけで、 ラジエタは前進して、ファンが収まりクリアランスも バッチリという…ようにしたいのだが、 さて、うまくいくのだろうか。 ちなみにブツは職場の廃材で昼休みにコッソリと… 雌ねじをタップも切って、狭隘な場所での作業性も狙います。
	サーモスタットも新品に!! もうSJ30の品番では出ないので、JA11の品番で出してもらいました。 82度で開くもので、品番が17600-85811 ｻｰﾓｽﾀｯﾄ,ｳｵｰﾀ, 82℃　1450円(2009年9月現在)
	さて、先程のステーを組み込んだら… クリアランスもバッチリですね。 付かなかったらまた作り直しだったところ。うまくいってよかった。
	ウオーターラインも綺麗にしてしまいましょう。 和光ケミカルの「ラジエターフラッシュ」 1200円くらいで買えるリーズナブルさ? 評判も上々なので、コイツでリフレッシュを狙います。
	使用法は、ラジエタに入れて30分アイドリング。 あとは何回か水を抜き換えて内部を洗浄するとのこと。 我が屋敷前で30分も白煙撒き散らしてﾎﾟﾝﾎﾟﾝﾎﾟｯﾎﾟはできないので、 近所の海辺をトロトロ流す。水温は安定しているようだ。
	さ、どんなもんよ。 うわ!!すんごく茶色!! 食材の買い物や燃料補給の用事を作っては走り、水を循環させ、 抜き→換えを行うことを2〜3回繰り返したところで、 クーラントを注入。
	ビフォー
	アフター 錆色がまったくなくなってしまいました。 こりゃすごいな。
	しかし、こういった薬品はシールを傷めてしまうようで、 数日後、ウォーターポンプがご臨終してしまいました。
	ヤフオクで互換品を入手。 5000円弱で買えるのは有り難い。
	で、この手のものを買うと必ず気にする適合車種。 あ　り　ま　せ　ん NGKのBP6HSにはジムニー550の記述があり、ちょっと嬉しいもんでした。 しかしなんだ、フロンテにもLJ50搭載車があったのね…T5Aじゃなくて
	当然、新品なのでピッカピカ。 鋳型にあったと思われるSUZUKIの文字は 製品にされた際に削られていました。 互換品ゆえのことでしょうか。
	早速交換。 軸が光り輝いています…が、すぐ錆びるんだろうな
	で、外されたポンプ。 満身創痍すぎます。 さて、これで冷却系の一連の作業も完了です!!

2010年の酷暑も、この巨大ラジエタで難なくこなせています。
電動ファンの稼働も停車時が殆どになりました。たいしたもんだ

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2010年8月3日作成開始

2010年8月3日製作完了