バブルラジカセを愉しむ頁→分解整備頁→RX-DT55
DT501の頁にて…DT501のことを
>実物はカツヲブシ、もしくはサツマイモのようで
>イマイチ不恰好であります。
>DT55の方が恰好良かったかな…
などと書いた私。いや、501は501なりに結構いいかなとは思うのですワ…
で、こんなことを書いてしまったら、手元に…DT55が…
夜勤明け。平日なので私もゆっくりと自分の時間を過ごす。足はハードオフに向いている…嗚呼没落の日々よ。
電器屋だった頃は一度も足を運んだことのない店に乗り込む。店に入ると真っ先に奥を目指す。嗚呼没落の日々よ。
ふと側を見れば…値札が付けられた棚に並ぶ前の品物…パナソニックの…アンテナが伸びる。嗚呼没落の日々よ。
RX-DT…55やん、廉価物だけど…値段も廉価、500円。購入可能かどうか店員さんに尋ねる。嗚呼没落の日々よ。
販売可との返答を頂き、早速レジに載せる私。精算を済ませ、やや嬉しそうに車に積み込む私。嗚呼没落の日々よ。
ハードオフも会員カードとかあれへんかな…
廉価ラジカセばかりでスンマセン… R X -D T 5 5 編
(゚∀゚)アーヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッ (゚∀゚)アーヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッ
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(゚∀゚)アーヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッ もう笑うしかないですわ…後ろの501のそのまた後ろには… 現在1畳のスペースがラジカセに占領されています。
では、現状、特徴などを絡めて… |
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表示部やCDの蓋には名も無きキャラクタ物のシールが貼られていた。 この辺りを見る限り、前所有者は女子校生辺りかと。
1発目で女子高生と変換しないのが…(゚∀゚)アーヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッ |
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操作部、うむ、DT501からすればまだキーは多い方だ。 ボリウムも電動ですわ。 DT5には付いていた10キー(12キー??)は省かれている。 が、コブラとは異なりジョグダイアルが無いので選曲/局はキー連打となります。 音質調整は上・トーン、下・XBSレベル。 S-XBSとは異なり、任意でオン・オフは出来ないんですね… |
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この辺りで、筐体の関連性について自分なりにまとめてみました。 何せ、7系は二桁物から9系の筐体流用機であったわけですが、5系はここからなんと独自の筐体を持つようになったわけですから… 様々な面でのコストを考えると、5系の方が手間暇掛かっていそうな気がする…あくまでも素人の考えなのですが…
ところで自分、RX-DT501と55を持つ身ではありますが、「RX-DT505」の存在に関しては自信がない…一応検索してみたら バブカセやAV板での所有者等の書き込み、そしてギコ猫でおなじみの「Д」が大量にでてくる国のページで、 これはマニュアル販売を扱っているサイトですか…ここにRX-DT505の文字を発見。 実際に現物を見ていないのですが、ここでは55/501同様の扱いとして置きます。 こんなこと書いたら今度は505と遭遇しそうで今から怖い… 廉価物もきっちり作り分け、モデルチェンジしていたということがスゴイ。矢張、廉価物でもバブカセはバブカセだったのだ。 ◆DT505解明しました。ヤフオクにて発見。 なかなか凝った意匠に驚き。CDはパワーローディング、天面操作部は何故か蓋付きという内容。 歴代5シリーズでは一番凝った作りかと思われます。ほ…ホスィ(崩壊)買っちゃいそう…
(…後日談 実際買ってるし…)
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後ろを見たりひっくり返したりして色々。 背面にはかろうじてCD OUT端子が生き残っていました。 次モデルの505はいかに。
しかしCDだけ出力というのも、利用価値があるのかどうか。 LINE OUTにしなかったのは意図的なものなのだろうか。 |
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日本製です。現在では日本製であることを誇らしげに貼り出している松下ですが、 コレが現役だった当時はメイド・イン・ジャパンであることはごくごく普通でした。 しかしこの頃からすればNIES(死語)製品も良くなったもんです |
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ヘッドホン端子は背面に移動。 ヘッドホンジャックの為に配線や基盤を増やすことを嫌った結果かと思われる。 以後、廉価モデルはここが定位置となったようだ。 DS45と同世代であるが故、当方所有の「セールスマン専用カタログ」にも簡単な説明が。 下記参照。 |
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●新構造バスレフ型スピーカボックス採用の2way4スピーカ搭載、総合出力15Wの高音質設計 ●簡単便利な37キー全身フルリモコン&イージーAIコントロール ●音楽信号の重低音部をパワーアップし、ベースやドラムスのリアルサウンドを再現する銃低音再生XBS回路 ●「おやすみはFM、おめざめはCDで」といったことが可能なプログラムタイマー ●電源オフ時でも他ソース再生中でも聞きたいソースのプレイキーを押すだけでスタートするワンタッチプレイ ●操作すると、ピッという音で応答するビープ・トーン ●簡単便利なCDエディット機能(AIオート、フィット、マニュアルの3モード)
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ということで…この中にはまた例のツイータが入っていることがわかりました。 ウーファの径が妙に大きい。見る限りDT9用と同寸でしょうか。 それでは、起動試験といきましょうか。 |
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今回は電源チェックのみの物件。まぁ鳴れば直すし、 鳴らなければ部品取りもしくは部品取り待ちとなります。 プラグを繋ぐ。お約束の表示を経て時計表示。電源ON。ビープの音と共に起動。 チューナは問題無く鳴りました。やる気が膨らむ瞬間です。 音は…可も無く不可も無くといった感じです。 まぁ私の稚拙な耳では語れる領域ではありませんし。 |
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次、CD。むむ、読まない… ピックアップの中の人は読み込もうとして必死そうです(w レンズで済むか… いや、済んでくれぃ |
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レンズを拭いて再挑戦。 相変わらず、蓋の中の(略)は必死そうです。 30秒後。おお、読んだ! しかし、これでは完動とは言えないなァ それでは、再生させてみます。 |
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また30秒くらい頑張ってもらったところ、 CDの再生が始まりました。 部品探してなんとかするか。取り敢えずここはこのままで 次回の課題とします。 |
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テープはギア欠け、リーフスイッチ接触不良と お約束の問題点を多数抱えている割には… 完動でした。 ちなみに、ドルビーNR非搭載、メタルテープは再生のみというのは 5系のお約束のようです。 |
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それでは今回も。分解掃除専門野郎・P☆TEAM出動っす 電子部品の故障だけはカンベンな |
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忘れちゃいけねぇ、コイツもDT7同様、隠しネジがあるんだぜぃ 見てくれよハンニバル、ボリウムのつまみが俺の足みたいにスラリと長いぜ〜 |
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いつものようにネジを外せば ほい、御開帳。 ウーファーでけぇ… |
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「キット、このスピーカの横についたおまけのような物をスキャンしてくれ…」 ピピコピコ゜ヒピコココ… 「マイケル、電子工作キットのブザーと判明しました。 特に危険性物質は含まないようですが、性能的にはどうかと思われます」 |
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反対側を俯瞰。何やら曲者の予感がします。スピーカボックスが賑やか… | |||||||||
チューナ。DT一桁物ではセンターブロック(仮称)に 綺麗にビルトインされていたものです。 当然、外すにはネジを回さねばならないというわけで… |
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トランス。こちらはどのモデルでもこの位置にありますよね。 しかしウーファからの振動なんかで傷んだりはしないのでしょうか? |
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アンプはここ。ボリウムダイアルの後ろ側にあります。 当然バイアンプではありません故。 |
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CDドライブ。以前分解したDT501/DS13/E250と同様の物。 いつかは部品をまるごと移植して直してあげたいもの。 そんな私は、エンジニアではなく只のチェンジニア。
この頁を見て、「なんだこの程度か」と思った方も少なくはないでしょう。 |
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ちなみに、5系ですのでタイマーも「プログラムAIタイマー」と呼ばれた 音量設定のできるものではなく、再生ソースを選択できるだけの 「プログラムタイマー」が装備されていました。 |
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味噌汁でもこぼしたのか… 錆びてます どうしても床に置かれてしまうのがラジカセの宿命 |
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埃が結構すごい。喉が痒くなってきた。 掃除機でチマチマと吸う。 |
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カセットデッキを抜きました。まぁ簡単です。 このDT55というモデル、各モジュールは筐体に直付けとなっており、 上級機のようにごっそりとはいかない模様。 製造工程を思えば、どちらが楽なのかは…素人の私の知りうる範囲ではないか。 |
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天板に収まる基盤はこんな感じ。 殆どの機能をここに集約しているようです。 |
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以前、DT701を綺麗に捌いた模様を拝見したので… DT55はこんな感じです。画像が小さくてすみません。 大体の雰囲気は、わかっていただけたでしょうか? |
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CDドライブの基板です。 素人な私でも何か見つけれるものはないかと探していたら… |
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MASHです。 バブカセスレにて、 「搭載していることを表記しても、ラジカセユーザがそれを理解しているかどうかは難しいから」 との理由で表記されていないことを知りましたが… この世代のモデルでも搭載している可能性は充分にあるということですね。 |
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はい、今日もお風呂タイムがやってまいりました。 笑ってやってくれぃ |
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と、その前に。 前面のクリアパネルは簡単に外れますので、 ここで外してピカールにて大まかな傷を研ぎ消します。 妙なキャラシールも…雰囲気に合わないので、剥がすことにしました。 可愛く飾ることがこの手の物にふさわしいとは自分は思わないみたいです。 しかし…めっちゃ剥がし難かった…なんであんなに強固にへばりついているんだ |
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>●新構造バスレフ型スピーカボックス採用 の、新構造の部分がこれのようです。画像はチューナ取りつけ部、カセットデッキとの壁。 穴が開いているのがおわかりでしょうか? トランス側にも同様の穴が開いており、両者は 電池ボックス上部にある角パイプ状のダクトで繋がっています。 そして、中央部で後方に向かってスリットのような穴から排出される構造になっている。 なんだか凝ってるなぁ…
(SONAHAWKのCCCRと同様の構造ですよね…これ) |
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ウーファ。コーン紙はコーティングされていない様子。 何やらカーボンちっくにも見えますね… 直径は大きいですが、背面のマグネットがやや貧弱にも見えます。 DT9との関連に関しては…後日ということで |
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さ、筐体も乾いたところで組み立て開始〜 表示部も艶々になりました。 |
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直付けの各ユニットをネジでとめていく。 生産工程での工数における影響がすこし気になる… センターブロック(仮称)の骨組が要らない分、部品点数は確実に減っているのでしょうが。 |
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はい、完成です。もともと疲弊感は少なかったのですが、輪をかけて綺麗になりました。 え、使い道…聞かないで下さい(´・ω・`) CDの部品取りができて完全復活したら… うーん、手元に置いておきたい気もするしなァ。 いつのまにか、私はコレクターになってしまったようだ。 |
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ものすごいことになってきました。 まだ「燃えプロ」を集めてオブジェを作っている人や、 膨大な数の初期ラジカセを集めている人からすれば 全然大したことはないのですが… 全部非コブラというのも…私の趣向がモロに出てるなぁ… パナソニックのバブカセ頁製作者なのに、 コブラが一機も手元に無いというのはいかがなものかと。 |
後日談・5機でものすごいとは、いかがなものか…
今回の費用
\500+税
作成日不明
2004年11月2日修正
2005年2月4日修正・鯖移行
2005年4月18日修正
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