バブルラジカセを愉しむ頁→分解整備頁→RX-DT501
直前に製作したDT7の頁で
>そろそろ我が部屋の余地が少なくなってきました。
>さすがにラジカセ収集もこれが終わりになるのでしょうか…
…などと言っておきながらまたしてもCDラジカセを買ってしまった。ハードオフ恐るべし
夜勤に出る前に久々に?ハードオフを訪れる。まぁ何も無いやろなァとラジカセ棚を見ると…うわ、これパナソニックの…
私的にはロワグレードの5系はあまり来るモノが無いのですが、このDT501という物体、付いてくるモノは侮り難し。
重低音増幅装置は廉価モノの定番であったXBSではなく、S-XBSが奢られている。DAコンバータは当然の如くMASH搭載。
901/701譲りのメニューコマンドも装備しつつ、何故かサラウンド回路も付いてて、なんてこった、ツイータのようなモノまで…
むむぅ、どんな音がするのかな、と悶々しつつ夜勤に入る。
夜勤上がり。夜勤手当も出るみたいでホクホク。で、夜勤手当て一回分で余裕で買えるし…
気が付けばレジにDT501を置いてました。嗚呼やっちまった、使い道も無いのに。
今回もDT7と同様、電源入確認のみの未チェック、ジャンク物です。
むむぅ…こうして店員にジャンクラジカセばかり買っていく変な人としてマークされていくのでしょうね…
バブルラジカセと呼んでいいのかな…微妙… R X - D T 5 0 1 編
えー、DT7の頁の使い回し画像ではありません故。 今回もハードオフのジャンク物でいきます。 前回のDT7はCDがダメでしたが、今回はいかがなものかと。 完動なるか? |
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DT501という型番から察する通り、このモデルはDT901と同時期のラインナップとなります。 というわけで並べてみる。
しょぼい…並べなきゃ良かった |
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天板。DT7などの整然としたレイアウトとはまた異なった感じです。 キー数はかなり省かれています。ボリウムは電子式。 筐体の樹脂はDT901と同様の粘っこくギラギラ輝くもの。 |
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CD蓋は覗き窓がなくなってしまいました。 代わりにDIGITALの巨大モールディングが。う〜む… |
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デッキ・チューナ・CDのオペレイト部。 本当に最低限のキーしかありません。 まぁこれでも本体で全ての操作ができるのだから… |
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ちなみに、リモコンはついてきませんでした。 というわけでDT901のリモコンで試しに… ほぼ互換で使用できます。(当然、ボイス機能は反応せず) メニューコマンドや、後に記す サラウンドのオンオフもリモコンでOK。
#この画像だとDS13のように見えてしまう… |
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なんとびっくりサラウンド。 DT901で言えば[SURR-1]と同等の効きでしょうか。 ちなみにオンオフのみで、レベル調整は無し。 しかしこんな下級機にここまで付けるか… |
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音質もメニューコマンドで。+2〜-2にて調整。 固定パターングライコではありませんでした。 更にビープも切ったりできる。 |
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背面。ラジオアンテナはちゃんと外部接続用の端子か備わっていました。 ロッドアンテナ使用時のFM感度はDT9/901と変わらず。 しかし我が部屋は電波が弱い… |
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下級機故か、RCAピンプラグによる入出力は無しです。 ヘッドホン端子がなんと背面に移動しています。 |
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お、日本製なんだ… DS13と同様、シンガポール生まれかと思っていたのですが。 消費電力は27W。 停電補償のバッテリは相変わらず単三4本。 |
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動作確認を開始します。ACコードを繋ぎ、いつもの… あれ、これは液晶全表示は無いんですね。 液晶パネルの角度が悪いのか、イマイチ見難い。 901/701もイマイチ視認性が良くないのですが… バックライト?後付けしてみたいですな |
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CD部。DT一桁では左側に付いていたピックアップ部が奥に場所替えしている。 ユニット自体が別物になったのでしょうか。 |
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そんなCDもバッチリ聴けました。完動の予感…
結構、いい音してます。 一応、バブカセの血筋!?を継いでいる…からなのか…自信がない |
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さぁ、テープ ガッチャガッコン…シーン もう一度…ガクチャチャッ………………ガッチャチャッコン…シーン 再生して5秒経つと反転して止まる…妙な症状だな はて、リーフスイッチの接触不良…ではないような。 DECK1でも2でも同様の症状が。さぁ分解しよう! |
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さて、今回の、というかE250解体の為に導入したスペシャルツール(オオゲサ)を紹介します +ドライバです。2番です。ですが… |
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めっちゃ長いです!ダ●ソーで100エン。これは一本持っておくと便利です。 ラジカセは何かと深いとこにネジが収まっています故。 |
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しかし、あまりに長いのでねじ回しはこんな感じ。リモコンですな… | |
さて、スピーカ部。何やらツイータが収まっているような感じではあるが、 実際にツイータは収まっているのかを調べて見ます。 ここまでそれっぽく見せておいてついてなかったら(´・ω・`)ではあるが。 |
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はい、お約束のご開帳。デッキのイジェクトを押さなきゃならないのはデフォの様子。 ところが、キャリングハンドルは共締めではなくなっていたりします。 |
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スピーカ。ウーファは伝統の2.7Ωであります。 おお、側に備わるコレは… |
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ツイータ(のようなもの)ですね。昔の電子工作キットに付いていたような、 そしてDT9に備わっていたものと同様の物が備わっていました。 耳を近付けると…シャンシャリ鳴っているのがわかる。 ちゃんと仕事しているんだなァ…うむ。 |
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さて、こちらがパックリ割った中身。CD部が全然別物になっている。 基板は他と一体に、そこからフレキ一本で繋がっている様子。 |
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拡大。DT9や7の部品取りには不向きナリ。 いやいや、ちゃんと復帰させなくては。 それではカセットデッキの故障診断と修理に参るとしましょう |
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ぐぁ、※画像ではわかりにくいですが
テープ巻き取ってないし… ピンチローラから昆布がビロビロ出てきてます。 まるで昔の壊れた安物ラジカセのようだ。はて、ここが回らないとなると… こりゃ結構逝ってるぞ〜 |
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原因究明中。リーフスイッチに触れて、擬似的に再生状態に持ち込むと… あぁ…ギアが欠けてる。こらあかんわ 画像ではわかり辛いのですが…(中央付近参照) あぁ何か部品は無い物か。DT8の残骸を処分したのが悔やまれる。 あ、SC-D5のデッキ部も動作音が一緒だった筈…あぁ棄てちまった。 |
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八方塞がり…こりゃカセット不良でヤフオク…1000円即決では辛いか 藁をも掴む思いで物置を物色。と、出てきたのは… DT7の頁でも記した、過去にポカミスでぶっ壊したDT7の残骸です。 私的にも汚点であるコレ、側を残して棄ててしまったと思っていたので… カセットデッキが残っていたのはもはや奇跡。ここから部品を頂くこととします。 |
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上が501、下が7用。見た目酷似していますが、メタルテープ録再を達成する為、 7用の方がリーフスイッチが多めとなっています。 501のデッキの機能としてはドルビーNRレス、メタル録音不可。 ここはしっかり下級機種してます。 |
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コネクタ形状が異なるので、ポン付けは無理。 もしポン付け出来てメタル対応になったらたまらんが… 501は基板同士でダイレクトにコネクタが刺さるように、 そして7はコードを介してコネクタ接続となっています。 |
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ギア交換中。結構簡単です。ピンチローラを抜き、ヘッド固定ネジ(緑の回り止め)を外して ヘッドを退ければ大きな押さえの金具は外れます。 あとはギアを抜くだけ。 |
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ギア。左が501、右が7。完全互換です。 松下製でデッキの作動音が同様の物ならかなりいけそうですね。 |
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仮に再生を試みる。 スローシャッタ(3秒)で撮ったら早送りしている用に写ってしまった… |
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と、カウンタと絡めて撮ってみる。全く問題なく動作することが認められた。 今回もなんとか勝利を手中に収めることが出来た。 |
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さて、お約束の掃除、ディティリングとなる。 今回はそんなに思い入れのある型式でもないし手を抜こうと思っていたのですが… あぁ…こんな埃見たらまた風呂に持っていきたくなる。 が、ツィータが付いているので簡単にスピーカもげるかな…
ツイータはスポンジ両面テープで固定されているだけだったので 割と簡単に剥ぐことができました。 |
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まだ時刻は夕方。風呂にお湯など入っているわけがない。 というわけで、今回は長靴を履いての洗浄となる。 シャワーを掛ける。嗚呼ネットからの埃の束が… で、ナイーブボディソープにて全体を洗浄。 ついでに湯船も洗ってみました。 |
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ハイ、我が家のお風呂です。 継ぎ接ぎの我が家では2番目に新しい箇所(苦笑 |
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で、うちのシーズーぞぬ、ラッキーちゃん。 食い意地が犬の形をしたような物体です。 あぁ…フラッシュで目が光っちゃったな コワ |
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脱線から復旧して。 暫しの間、乾かしながら2chを閲覧。 さぁ組み立てよう。今回でこういった行為も何回目かなぁ |
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完成。こうして撮ると恰好良く見えますが、 実物はカツヲブシ、もしくはサツマイモのようで イマイチ不恰好であります。 DT55の方が恰好良かったかな… |
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このRX-DT501というモデル、どちらかというとDT901の下級機種というよりは DS13を巨大化させた…と言った方がしっくり来ますね。 CD蓋や表示部の意匠がそっくり。 背面のラベルによれば、製造時期がほぼカブるようです。 |
E250より先にこっちの頁が終わってしまいましたね…
この頁を仕上げた現在、E250の方はお風呂洗いが済んでいます。
次はE250の頁を製作します。
製作日不明
2005年4月14日鯖移行
2005年4月18日修正
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