バブルラジカセを愉しむ頁→分解整備頁→RX-DS303その2
DS303の整備を済ませ、台所に配備完了させた後も、ヤフオクで何気にDS303を眼で追うおバカな私。
何にしても今回は落札価格が高かったので、
目の前でDS303がタバコ1ハコ分で落ちていく様を見るとムキーーーーーーーーーとなってしまうのだ。
全然進歩の無い私。今回追っていたのはジャンクで¥300の物件。何かと壊れている様子なので、
なかなか落札されない。どうやらヤフオクでは「完動」という言葉に弱い人が多いようだ。
結局、先日落札したとある完動の機体は、各部にそれなりの機能不良を患っていた。
完動という言葉は、全て持つ機能が完全に動作している状態を指すので、この言葉を使うのはなかなか難しいと思う。
当のDS303は、遂に希望落札が付いた。
ま、これくらいなら財布も傷まぬとフラフラ〜と落札。
このまま解体材料にされるなら、保護して何とかしてやりたい気持ちがあったのか。
更なる蟻地獄への第一歩 R X - D S 3 0 3 「二号機」 編
数日後。早くもDS303がやってきた。 新潟の紅こだま…開けて西瓜が出てきたらびっくりする罠 |
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ユザワヤです。中身はカラッポ
これは出品者からの何らかのメッセージなのだろうか |
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今回はものすごいプチプチに包まれてます。安心感抜群ですな。
ちなみに、このプチプチ。まだ私が片言しか喋れなかった頃の思い出があります。 使わなくなったボンボン時計を包んでいたのがこんなプチプチだったのですが、 父親に「これを潰すと鉄砲みたいな音がするんやぞ〜」といわれて 大きな音が怖かった私はひたすら怯えるのでした… で、当時を想って一つ潰してみる。ポフ… |
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開封。こないだも見たよなぁ… 端正なフォルム、金ボタンに
しかしリモコン付きであることをそんなに誇大に書かなくても…
それくらいし書くネタが無いとも取れるが。 |
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品物の状態としては、カセット蓋に樹脂の破片が挟まって操作し辛し、 CD音飛び多発、リモコンの動作は不明とのこと。
私的にはやりがいのありそうなジャンクです。さぁかかって来い
で、これが樹脂片のようだ。内側から撤去できそう。 |
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動作確認。 チューナOK、バックライト死亡 CD読み取り難あり、演奏時音飛び…バックライト死亡 カセットは「いつもの接点」、 バックライトが生きていたのはここだけ… 何にしても、DS303はよく電球が切れるようだ。パナタイマー… |
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筐体はいいあんばいでヤレています。 大きな傷が無いのはありがたい。 磨き甲斐もアリアリ。
さて、分解にかかります。 前面上部のツメは化粧カバーをずらして突けば良いみたい。 |
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辿り着きました。これが例の樹脂片です。 摘んでホイサと取り除く。これで蓋はOK。 |
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埃の堆積がひどいが、とくにメカ部に致命的な故障は見られない。 では…いつもの箇所を攻めよう。 |
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いつも同じことをしていても仕方が無いので、今回はちょっと臨床実験??として 色々してみました。 接点を研いでもまた腐食してしまうのではという件に関しては… 接点にグリースを塗布してみました。自動車用のブレーキグリス…柔らかいので これはいけるかな…と。 |
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うまく抜いても1ヶ所はツメが折れてしまう スイッチの透明カバーに関しては… 細かく切った薄手の両面テープを貼って、その上にカバーを込めると うむ。いい具合で収まった。 |
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アンテナはいつものコンビでピカピカに磨き、 緩んでいた付け根も締める。これでダラーンと垂れることも無いだろう。 |
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今回格闘してしまうと読んでいたCDドライブ。 埃を丁寧に除去し、ブロワでシコシコ吹きつづける。 |
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前回の分解で確認し忘れていたMASHですが、 それがへ当然であるかの如く搭載されていました。 リモートコントロールなんかどうでもいいから、MASHの表記が欲しかった… |
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綺麗にして装填、CDをかけてみる 「だだズガズガガガガガガガガガガガガチチチチチチチチチチチチチチチチチチチチチチ チチチチチチズタズタズタズタズタズタズタズタズタズタ…………」
音飛びしすぎ |
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ここからはとにかく試行錯誤。 こんなものまで外して高さ合わせ…
殆どヤマカンの世界です… パヤッパ パヤッパ パヤッパ だいろっか〜〜〜ん |
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なんとか普通に聴けるようになってきた。 このくらいでいいかぁ… |
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先ほど養生したカセットデッキも試検。
うむ。こっちはバッチリ動作するようになった。 あとはグリースがどう出るかだ。 |
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ここまで来たら、次はコレだな… 手法は前回と同様、自動車用インジケータランプで行きます。 |
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半田ごてが暖まるまでの間、ここをピシッと仕上げる。 ピカールでひたすらひたすら… 男たるもの、往復運動に強くなければならない(謎 |
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もう時間は丑ミツ時。 あ〜あ、何をやっているんだオレハ…
でも結婚したらこんな時間までこんなことしてられなくなるしなァ…
さ、風呂入るべよ。ラジカセのドンガラと! |
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風呂上がり。今回は急速乾燥でサッサと組みます。 | |
DS303、この瞬間が何故か大変なのであります。 なんでそんなにピッチリと合わさることを拒むのであろうか。 |
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なんとか聴けるようになったCD。ですが、 トラック送りキーを押すと…たまに時刻調整になったり… なんなんだコリャ…
CD時のバックライトは綺麗なブルーグリーンにしてみました。 |
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チューナ受信中。今回はさすがに複数台所持となってしまうので、 これは欲しい人が居れば譲ることも考えていました。
が、ちょっと変なクセが残ってしまったようで… この状態で他人には譲渡出来まい。当方で末永く匿うこととなりました。 こうしてそそくさといい音鳴らすのがまたいい感じ。 2号機は1号機に対してちょっと音がマッタリしているような… |
今回の費用
本体\300
送料\1,030
振り込み手数料\210
計\1,540でした。
2003年11月1日修正
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