バブルラジカセを愉しむ頁→分解整備頁→RX-DS05
珍しく、ハードオフにガラクタを売りに行った。
使わなくなったテクニクスのミニコンポ、SC-D5000と後継のD5の残骸、
NECのAVアンプ AV-270、その他古いチューナなど。
自分としては\300になれば上等であったが、なんと\1,000にもなった。コリャ驚いた。
というわけで、これなら財布も(略 と適当に棚にあったラジカセを買ってみる。
リモコン、ACコードも付いてていい感じ。でも…思いっきり…ブサイク…
さて、この個体はどれほどのものなのでしょうか。
動物に例えるならばタヌキしかあるまい R X - D S 0 5 編
見てくれ…なんなんだこりゃ… この小ささ(DS35と同等)でコブラトップというのがなんともいえない魅力ではあるが、 このスタイル… 松下のミニマムAV機器といえば11型の名作テレビ「ピエドラ」シリーズをまず挙げたい。 ブラウン管のフォルムをトレースしたようなスタイリング。別売りの音多ユニットを足せば そのスタイルは更に昇華する…実は私、持ってたりします。かなりいいですよ。 |
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対してミニマムコブラのこれはキッツイ…まじまじと眺めていると… 目と鼻と口が…CD蓋なんか思いっきり口だな…上下開きの蓋なんかつけるから…
まぁ、機器配置と生産効率の絡みでこんな形になったのでしょうけど… 909のスケールダウンモデルだと格好良かったかも |
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今回の同梱品。リモコンは今迄の物でもなく、E250なんかのものでもない 全く異なった意匠の細いもの。
そして、ニホンゴ表示。 |
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ここもバリバリニホンゴ表示。
終 わ っ た
ちょっとテープ再生の文字が剥げています。 ここを中心に使い込まれていた様子 |
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う〜ん、ノーコメント |
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カセットはこの蓋の中に。この状態で口を閉じると 唸って安全装置作動で停止。 キャリングハンドルを立てていると蓋が開かない…
結構自由の効かない蓋のようだ… |
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で、これがコブラトップに付いた操作部。 相変わらず、この辺りの配列や意匠は なかなか落ちついているのでいい感じ。 |
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ちなみに配置はこんな感じです。
やけに送り戻しのキーが多い。 |
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4パターンのプリセットEQ装備。 選択時にはこのような演出も。 |
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動作確認。全てのソース再生に異常は見られない。 いい感じです。 |
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何故かラジオのビートプルーフもリモコンで操作出来るようだ。 コブラの開閉やEQ操作も出来る。必要にして十二分の機能はありますね。 |
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アンテナがしなってます…要修正 | |
背面端子は…何故か離れすぎ。 ミキシングマイクとヘッドホンです
まだ表記は日本製です。ちなみに94年製造 |
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解体行ってみます。 筐体もちょっとお疲れ気味、垢が溜まっているので 綺麗にしなくては。 |
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はい、パックリ。 整備性はそこそこ良さそうです。 |
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スピーカボックスは当然バスレフ構造。 中にはこういったものが入っています。 チューナ基板に被さっているのは押さえ用の板。 トランスはやや小振りの物。 |
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CDトレイ上部に何やら透かしのような物。 ここに照明の付いたCDラジカセってありましたよね。デフレ機種で。 ですが、照らすべき場所にあるのは空間だけ。 上位機種には何かがついていたのでしょうか。 |
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中枢部はこのネジ2本。 松下製品の標準でしょうね。この構成。 バスダクトは背面に向いて出ています。 |
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カセットデッキはネジを解くだけで引っこ抜けます。 いわゆるコネクタ直付け。相変わらず素晴らしい整備性。 |
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コブラ頭のフレキ。 脆弱な部分なのでこうして 抜き差ししやすく作っていてくれるのは ありがたいかぎりです。 |
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というわけで中枢が引っこ抜けました。 基板の埃取り、頭の分離にかかります。 |
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頭の部分もネジ4本でスッポリ。 | |
ここでもう一度フレキを。 | |
さぁ、スッキリサッパリさせますか。 | |
アンプ部のチップ。やや小振りと思うのは バイアンプを見慣れたせいか。 |
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スピーカの型番… EAS-*******問いう長たらしい番号ではない辺り、 そしてCHN…中国生産かな。 やや枠のメッキがちゃちくなったような。 物自体はいつものアレと一緒のようです。 只、表面は隠蔽されていたラインが露出するようになりました。 |
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頭を分解してみましょう。 ゴムパッドのところに隠しネジ。 |
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ホイできました。頭にブザが隠れているようです。 音色はややソフトですね |
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CDドライブ。いつものと一緒でしょう。 上唇用の穴は他機種でも開いているのでしょうか。 |
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カセットデッキは前回のDS303よろしくいってみます。 丁寧に磨き、擦り、グリースを塗ってみる。 一度接点グリースも使ってみたいもの。 |
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普段は接点の間に糸を引くような感じで塗布すると 接点が浸っていい感じ…になるだろうか。 あとはいつものように組み直してディティリング。 |
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もはやグロ画像の領域に入っているような。 コブラトップなので部品点数もやや多めです。 |
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今回も筐体を洗浄するわけですが…
かなり汚かったです…タバコのヤニでしょうか。 泡が茶色くなりました。 |
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足の踏み場がございません。 ちょっと頑張って、組み上げてみましょう。 |
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…どうやって組むのか忘れてしまった… 暑いモンな〜
海にでも泳ぎに行きますか |
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…で、マジで泳ぎに行ってしまう…
プハー、すっきり。日焼けしちゃったーヨ 組み立てもスッキリ進行です。 |
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というわけでほい、完成しました。 部品点数が多いので、初心者には向かないかな…
しかし所有欲が湧かない… |
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うーむ…ちょっとは愛嬌を感じるようにはなってきたかな
狸に化かされてしまった…のか?
ちなみに、音は普通に聴き易くていい感じです。 |
今回の費用
¥1,500+消費税
ちょっと奮発しすぎやな…
2003年11月1日修正
2005年4月19日修正
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