さ あ セ パ レ ー ト の 時 代 だ
P H - W C D 8 0 0 編
バブルラジカセを愉しむ頁→エトセトラ→PH-WCD800
バブルラジカセのスレッドでも特に人気なのは、特に言うまでも無い「アレ」なのですが、
それ以外にも人気のある機種はありまして、それが三洋のセパレートタイプ(3ピース)の
ラジカセ？というかポータブルオーディオ。
当方も、過去に頂いたカタログなんかを流し見していて、おっ？と思わせるナイスな機種が密かにあったりします。
今回ご紹介するPH-WCD800がそれ。
三洋のこの手合いの機種は、ディスプレイやチューナやカセットデッキに一長一短が多すぎて、
Panasonicのように、全ての操作がリモコンで統一された機種が少ないのが残念なところではある。
このWCD800も、ファンクション切替がメカニカルスイッチで、リモコンで出来ることは意外と少ない。
そんなところに目を瞑ってでも、良いところが多く、魅力的らしい三洋のセパレート機…さて、如何なものでしょうか??
さ あ セ パ レ ー ト の 時 代 だ |
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P H - W C D 8 0 0 編 |
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今回はカブのイレモノで梱包されてきました… バブカセって…野菜系のダンボールが 梱包にされるケースが多いですよね。 |
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各パート毎にプチプチ梱包。
今回の個体の取り引きですが、 当方が何ﾓﾉかご存知の方でして… とても楽しい取り引きをさせていただきました。 |
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それでは全容を。 端正でスクエアなフォルムは、 コンポをスケールダウンさせたような正統派。 |
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ちょっとスピーカケースに傷が目立つものの、 全体的なコンディションは普通の中古。 EL板は点灯せず。 カセットデッキはダメでした。その他はまぁまぁ健全な様子 |
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では、早速分解に掛かりましょう!! |
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パカッとな。 うー、配線のスパゲッチーが… こりゃ苦戦の予感 |
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引き出す。 右は電源基板の様子。 |
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抜けた。うわ… これをバラバラにしてもとに戻せる勇気は… |
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真ん中の黒いハコが EL板用のインバータです。 古い機種なのにまた凄いものを奢っているな。 |
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この辺りは自分用メモの画像ですね。 とにかく自分用メモの多い機種でした。 |
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スパゲッチ〜 …まぁ、CFD-900よりはマシだ。 ｱﾚを越える機種はそうは無いだろう |
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まだ、配線の長さにに余裕があるからだろうか。 しかしこんなところにイヤラシイアース線が。
そう、これも自分用メモ。 |
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更に自分用メモ。 鉄板で出来たフレームに基板をビスで据える構造。 凝ってはいるが、組み立ての際に工数は嵩む。 それは整備の際の手間も一緒ということで… |
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出ました。今回の重要ポイントことEL板です。 板の実寸を測っておいて、日本橋で適合した板を 探してくるわけですが… |
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拡大。 画像ではわかりにくいが、板の右側に線が出ている。 |
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またしても自分用メモ。一体何台残存しているかわからない ラジカセなのですが、まぁ起こす方のためのメモになれば 当方も幸いなことこの上なしであります。 |
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カセットデッキ部分に収まったスペアナ。 こちらは白黒?反転された液晶である。
当然、こっちもEL板は照度云々を語る以前のものでした。 |
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自分用メモ。 赤白のケーブルはEL板を点灯させるためのもの。 |
さて…ここで放置期間突入となります。 EL板を入手できるまでは、作業を進められなく… |
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2006年6月4日… 前回が2006年3月21日だったので2ヵ月半は経ちました。 動かないカセットデッキの原因調査…
あ…そういうことですかいな… |
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ベルトを外そうとしたら…
うぎゃああああああああ!!!
ブチルゴムを更にネチャネチャにしたような物体になっていました |
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さらに解体を進める。 これはカセットデッキのモータ。 変わったものを使っている印象。
ここにも、ﾈﾁｬﾈﾁｬが… |
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凶悪なﾈﾁｬﾈﾁｬ撤去作業中の図。 こ れ は ひ ど い |
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さて、日本橋のデジットにて、ナイスなEL板が入手できました。 値段もお手頃で更に良し。
あとはちゃんと付いて、点いてくれれば… |
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全景。 今回購入したものは、なにやら黄色がかっています。 |
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型番。上が今回購入したもの、下が既設のもの。 なんだこりゃ。型番が似通っているのだ。 |
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問題点としては、板からでている電源線をどう処理するか…だったが、
強引に折って、曲げて…おk |
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完了。これが済めば、ようやく組み立てが出来るな… そそくさと組み上げていきます。 |
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ここも交換してなくてはならない… |
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はい完成!! ちょっとだけ板が大きいので、配線が空中で蛇行していますね |
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ﾈﾁｬﾈﾁｬの替えになるベルトは、 ソナホークから頂きました。 |
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スパゲッチ…
もう二度と分解はしたくない…
数ヶ月放置していたのに、よくぞここまで覚えていれたものでした。 |
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さ、EL板は点灯するのでしょうか。 ここが駄目ならまた考えなきゃならぬな |
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…自分用メモなのか、何なんだか。 |
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さて、筐体合体、試験開始です。 ネジも余らなかったし、最高ですね |
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おお！！！！！！！！！！ 点いた！！！！！！！
いやはや、コレで…あれ、点いたのは良いが、機器が動作しないorz |
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検証の結果、コネクタの繋ぎ間違いが発覚… ピン数の同じコネクタだと間違うのも仕方…
ないことはない。気をつけないと… |
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音ですが、定評の通りに、低音から高音まで、 なかなか緻密に鳴らしてくれるではないですか。
こりゃいい。お気に入りに登録??ですね。 |
今回の経費
…不明です
調べたところ、ヤフオク落札価格は1000円でした。
EL板は日本橋の「デジット」で、当時1枚300円〜500円でした。
ということは、送料込みでも3000円くらいだった…ということか。
2008年1月頃に作成開始
2008年4月8日作成完了
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