バブルラジカセを愉しむ頁→エトセトラ→PH-SZ3
こんなのをゲットしてまいりました。
泉南のハドオフです。たま〜に他店の売れ残りなんかがやって来るのでしょうか。
ここのお店のプライスタグは紙で丁寧に書かれたポップなのですが、たまに出てくるこの手の激安バブカセは値札がシール貼りなのです。
で、どのくらい激安かと言いますと。
\ 2 0 0
安いでしょ。バブ愉頁(略称)内では拾い物のDS45/13、フリマで\100だったDS13に続く激安値。ちなみに、おんなじ手法でかのRC-X750もゲットしています。
この手の品物、入ってきてもその日の午前中にセミプロがゲットしていくのでしょうね。
そんな中でも、こうして網の合間を抜けて、私の手元にやって来る個体があったりするみたいです。
三洋のバブカセですが、初期のWCD一桁、巨艦WCD950、セパレート機などと大きなボディの機種を中心に色々なバリエーションを出してきたのですが、
ここに来て小さいボディにギュッと機能を詰め込んだものが台頭してきた感じです。
流行に乗って筐体の色はシックなダーク系になったものの、ファンシーでポップなその意匠は昔日のU4シリーズを思わせるものがあります。
あくまでも、私的な思いなのではありますが…
U 4 の 血 統 書 付 ? |
P H - S Z 3 編 |
ブログにも貼りましたが、大きさはこんなもんです。 プレッシュと同じくらいなんですよね。 構成としてはCD+チューナ+シングルカセットなのでプレッシュと同じなのですが、 決定的に違うのは重量。ものすごく重いプレッシュに対してSZ3は至って普通の重さ。 ちなみに通産省Gマーク認定商品だったり。 カラーバリエーションは2色〜あったようで、今回は入手できませんでしたが、 リモコンは件の人参リモコンのようです。 |
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ありえない値段。 適価といえば適価ですが、 個人経営のリサイクル屋ではシンドイ値段かな…
最近、バブカセって安くないからなぁ… |
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それでは通電。 時計表示から逝っていたらもう先には行けなさそうでしたが、 そんなことも無く、普通に電源が入ってくれました。 それでは、動作確認。 |
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ラジオOK。 受信感度はかなりのもの。
画像にもあるように、ボリウム表示と音質表示はLEDです。 |
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CD。トレイの開閉が怪しいものの、 再生は難なくOK。 音に関しては…プリミュール910から低音を取っ払った感じです。 コイツって、お得意のサブウーファは付いていたのでしょうか。
音質調整は3段階。(VIVID/MILD/NORMAL) 表示は右上のLEDにて。 |
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それでは、WBいじって各部を舐め回してみましょうか。
というか、汚すぎて舐めている場合ではないのですが。 全体に茶々けています。 |
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ディスプレイ周り。
汚い…すりガラスのようです。 キーも剥げたような汚れが。 これ、綺麗になるんかな… 拡大画像はこちら。 |
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天板周り。 詳細画像はこちら。 機種名ロゴが何故かこんな感じです… RX-DS303のロゴが懐かしいですね。 |
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消費電力29W。 メイド・イン・ジャパンです。 |
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それでは勢い良くパックリ!! 背面ネジ8本でこの通り。 ついでにカセット部を留めているネジも外しておきましょう。 |
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スピーカ。 実に最低限なのですが、 これは低音をウーファで補うのを前提でこうしている。
とは言えど、ちょっと頼りないかも |
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ディスプレイ。 美しいバックライトは電球のようです。 |
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トランスとアンプ。 PR910よりも小さい筐体に色んなものを詰めに詰めまくっています。 右側は… |
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出ました。サブウーファです。 低音がやや弱く感じたので、これは付いていないのかな…と 思っていたらこれです。 当然ですが、バスレフ構造…にする必要もございません。 |
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カセットデッキ。 良く飛びそうです??
カセットデッキの動作は怪しいです。 キーの反応がおかしい… |
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CDドライブは底面のネジ2本で固定されています。 これを外し、画像のコネクタを解くと、お盆ごと ドライブが抜けてくれます。 |
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こんな感じで。 整備性は至って普通。
筐体の作りは950の時も感じたのですが、 剛性の少ない、ややペラペラした感じです。 バスレフでないのがそうさせているのでしょうか。 |
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自分用メモ。 ピンクのケーブルは停電補償用バッテリのもの。 |
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サブウーファのカバーを外すとこんな感じ。 | |
自分用メモ2。 型番と仕様。 |
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コーン紙やマグネットはおそらくPR910のものと同じでしょうか。 (910のものはネジ留め用の耳がありません。) 画像でおわかり頂けるように、エッジは頼りないものですが、 今のところ破損は無いようです。 |
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ボックスはこのようにスポンジでみっちりシールされています。 しかしこの大きさでよくぞここまでやるよなぁ |
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カセットデッキ。 ベルトが長い長い。 ドルビーNR、ハイポジ録音メタル再生対応です。 |
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結構、埃がすごいです。 以前のPR910もそうでしたが、このSZ3も 小型ゆえに第二の人生が過酷なものだったのでしょう。 |
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全バラ完了。 お風呂に持って行きます。 |
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台所洗剤でひたすらジャブジャブ。 筐体洗い完了。 水分をしっかり落として、組み立てにかかります。 |
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そそくさと組み上げていきます。 ネジの寸法は結構細分化されているので、 分解するのはどのネジが何処に刺さっているか把握してからにしましょう… |
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あと一息。 大した故障も無かったので、 一時間半もかからずに… |
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はい完成!! 何故か低音がズンズン出るようになってきました。 カセットデッキもなんとか動くようになってきました。 バラして組んだだけなんですが…
ちなみに、筐体は前半分が塗装、後ろ半分は樹脂色…なんで? |
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水洗いしただけなのに、ディスプレイはこんなに綺麗になってしまいました。 樹脂自体がやられているかと思っていたので、これは嬉しい誤算でした。 本当ならピカール総攻撃を計画していたのですが、とりあえず今回はここまで。 |
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三洋の巨艦WCD950と。 方向性の違いが… 出 す ぎ |
今回の経費
本体\200+税
2005年1月26日作成開始
2005年1月26日作成完了
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