車両本体の経年も10年を超えて、走る度にちょっと不安になる。

タイミングベルト、交換…しますか

G13B型を継続使用しているJB32は当然タイミングベルト。

4気筒が綺麗に収まっています。

シュラウドとファンを取り出すのはちょっと知恵の輪です。

ラジエータは外さなくても良いのでまだ楽な方でしょうか

左下の100均ゴムバンドもそれなりにサポートしてくれました。

クランクプーリーはセンターのでっかいボルトではなく、

周囲に打たれている5本のM6ボルトで留められています。（ボルトの頭は8mm角です）

プーリーだけならそれで良いのですが、今回はクランクシールも交換しますので

センターのボルトも緩めてタイミングベルトドライブ側のプーリーも外します。

当方は使用済みのベルトをオルタネータに掛けて、クランクプーリー側に食わせてプーリーを固定します。

（あまりお薦めできる方法ではありません）

続いてテンショナ、カム側、クランク側のプーリーも外します。

シールは交換前提で。

09283-32040　オイルシール 32×47×6　140円

クランク側も同一です。

※以降品番は3型用　2009年2月現在、値引きあり

ポンプは既に確保していますが、まぁ大丈夫か

12810-71C02 テンショナ、タイミングベルト　4050円

17400-83814　ポンプセット　ウォータ　不明

漏油は結構なもので、このとおり。

ちょっと耐久性が強化されていたら嬉しいですが…

ちなみに、クランク側は手が届きにくいのでちょっと大変

あとはベルトを嵌めるだけ。

旧型の細いタイミングベルトを使用している550や1000のジムニーは、

よくこの山が痩せていてプーリーの溝との隙間ができていて驚かされるものですが、

今回はそれほどでもありませんでした。

高温と漏油による劣悪な条件にもかかわらず、よく頑張ってくれました。

11407-70C00　ベルトセット、タイミング、97RU25　4650円

あとは元通りに組み立てるだけです。

初動はプラグを抜いて、セルをちょい掛けで確認しましょう。

これでようやく安心してアクセルが踏めます。